9月3日 四薫、楼蘭芋吹きなど

夏は何かとバタバタしていたことと、信州でいうところのズクがなくなったことでblogの更新が一ヶ月以上空いてしまいました。
万年青のシーズンも近づいてきたのでまたマイペースに更新していきます。


『四薫』
西田実生で館森さんが命名した登録品です。
モノは良いのですが、知っている人が少ないので、隠れた銘品の部類に入ります。
4才で葉幅もひいて中々かっこよくなってきました。
見本木を作って萬風展で展示したいと考えています。

『天元』の特上吹き。
今までも上吹きは何本も見てきましたが、これだけ葉幅をひいた芋吹きは初めてです。
一見『旭翠』の芋吹きにも似ていますが、それよりも横に開きます。 

『楼蘭』
中吹きですが、とてもしっかりとしています。
立ち葉で丸みを帯びた葉をしており、背があるのが特徴です。
覆輪は深く、地は粗れたところもあります。
この葉の緊張感が本種の線の美しさにつながっているのでしょう。 

『盧山』?
どこから入手したか忘れてしまったのですが、『盧山』で作っていたところ、私の見立てでは『麒堂』になりました。
覆輪もので『麒堂』が『盧山』で売られているという笑えない話は聞いたことがありますが、まさか私がその目に遭うとは。苦笑
昨年までは『盧山』でも青だとこんなに大振りになるんだなぁ、くらいに思っていましたが、今年の葉の型を見るとまあ間違いないでしょう。
これで覆輪なら全国大会でも上位を狙えましたね。惜しい。

コメント

  1. こんばんは。

    立派な芋吹きですね。


    この夏はどうもオモトの成績良くなさそうです。
    もう少ししたら植え替えですが、鉢の中を見るのが怖い感じです。

    そういえば今日はもうイベントあったんですよね。
    展示会シーズンスタートですね。
    また、素晴らし作品を見せていただきながら勉強したいと思います。

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    1. ともわいさん

      そうですか。
      もし成績が優れなかった場合には、水やりなどを見つめ直す良い機会ですので、根の状態をしっかりとチェックしてみてください。

      また、各展示会ではお待ちしております。

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