年明けは信州実生会の研究会があり、先週末は名古屋で新春萬年青展に参加してきました。
久しぶりの再開などがあり、嬉しい一時を過ごしてきました。
今日はマニアックに青で地合い観賞をしましょう。
『長春閣』
羅紗の銘品ですが、縞甲に近い地合いです。
葉芸も割と単調でやはり覆輪が回ってこそといった感じですね。
ただ、葉の縁はすこぶる厚く、曲線に力強さがあります。
『天童』
グッと作上がりしました。
今泉先生の『天童』が出るまでは地合いものとして評価されていたそうです。
葉先はツンとして、丸止めには中々なりません。
地合いは粗れ地というよりも艶消しのキメ細かい地合いで、やや粗れ気味といったところ。
『珠宝』
まず目をひくのはこの愛嬌です。
葉幅をひいて凄いボリューム感。
昨年の名品展に千葉県の方の素晴らしい作品が展示されていましたが、地が増してくると粗れた地合いを堪能できます。
人気の秘訣が分かる気がします。
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