第70回 日本おもと名品展pt.3

三本柱左の特別最優等
上越支部の高橋さん『華陽』です。
締まって、よくできた至芸品でした。
止め葉が熨斗で止まったのが少し寂しいですが、各葉に見るべき葉芸が現れて、作ってみたいと思わせる作品でした。
羅紗獅子系の最優等
東海支部の山本さん『臥牛獅子』。
幅広の至芸を現した葉は今まで見た『臥牛獅子』の中でもトップクラスです。 
下三段左の特別最優等
水郷支部の大木さん『旭泉』。
これは何で金屏風にいかなかったのだろう、と思った程に素晴らしい作品でした。
本種の見本木です。 
三本柱中の優等
水郷支部の佐々木さん『珠宝』。
中々葉芸を現さない品種ですが、良く日を採っているのでしょう。丸止めで肉厚の雅糸竜はそこら辺の実生では太刀打ちできない水準の高さがあります。


上三段右の優等
水郷支部の大木さん『瑛泉』。
葉姿のバランスという点では止め葉がもう一枚欲しいですが、葉芸を見れば本種の至芸品です。
特に右側に見える昨年の葉の葉芸を見ると、この品種の魅力が十分に伝わってきますね。

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