12月22日 永楽、小百合

今年も年内の展示会は一通り終わり、ようやく一息といった感じです。

『永楽』青
江戸川の加藤さんが作出した熨斗雅糸の品種です。

特徴は現れて葉肉も乗せてきましたが、いかんせん葉先が尖ってしまいます。
若木なりのボリュームは出たので、今年から鉢を締めて粗植えで日強に作をかけてみようと思います。 
「小百合」
これはいわきの熊谷さんが作出し、江戸川の加藤さんが入手、神奈川の近藤さんが命名した羅紗実生です。
性質は弱いところがあるようですが、当園の棚には合っているのか、作がかかっています。 
以前、故田中俊一さんが良い作品を作ったことがありますが、もう一段階葉芸が進みます。
中膨らみの葉を繰り出し、銘品の相が見えます。 
これは今をときめく新進気鋭の品種です。
「小百合」とイメージが重なって見えますが、いかがでしょう。

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