7月17日 実生2本、地球宝

作出は久光さん。♀「V晃3」の生え4才。
当才時にシカミ具合などが『太楽』に似ていると書いた木です。→2013/4/12blog

中々雰囲気の良い広葉、葉芸を現わしてきました。
まだ葉は平面的ですが、これから葉肉は乗ってくるでしょう。 
『地球宝』
今年は図、虎が割とよく出る年のようです。
これは名品展や萬遊会でも入賞している山形県の上質系統。
絞りがキツくてすんなりと伸びてくれません。
春先から梅雨にかけて温度と湿度を保ち、N、Pのバランス良く肥料をやることで図は維持、昇華することが出来ます。
図抜けに関してはどうしても起きてしまうことがあるので、抜けてしまったら気長に作りましょう。 
「百瀬実生」
百瀬さんから万年青を預かっていた時期に根なしで瀕死だったので何としても復活させようと肥培療法で作をかけてきた木です。
ほぼ完治しました。


当時は「稀豪」が小型になったような丸止め、肉厚の雅糸竜を現わしていました。
今年は若返りましたが、これからその姿になっていくでしょう。
また定期的に紹介していきたいと思います。

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