万年青に狂う旅in九州方面 pt.2

二件目は鹿児島県からずっと北へ移動して北九州の緑風苑さん。
棚構成はかなりマニアックで面白かったです。 
ちょうど時期的に生え実生が鉢上げされており、それをじっくり見るだけでも時間が足りませんでした。
お客さんの預り品もあり、これは!というのも何本かありました。 
「志野」
この品種は個人的に以前から気にしている未登録品で、昨年の萬遊会に出展された縞覆輪の木の葉の形と地合いはずっと頭に残っています。 
熨斗に覆輪が深くかかった時の地合いが最高。
『力和』もそうですが、丸止めの葉を出す品種は作り込んでいく内に現れてくるもので、若いうちの姿を頭に入れておくことも大切ですね。 
「萬玉」 
「童(わらべ)」
確か「天啓」と同じ交配と言っていた気がします。
青しかないらしいですが、「天啓」よりも地が厚い感じでした。

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