13富山支部展

この土日は富山支部展が開催されました。

(公社)日本おもと協会会長賞
『千代田の松』 林さん
まだ若木だそうですが、品の良い葉姿にまとまり、葉疵の少ない美術木でした。
展示品席から
『小久保高嶺』として長いこと作られている木だそうで、覆輪が深くなり、葉姿が『金峰山』のように変化してきています。変わっている途中だから「銀峰山」だ、などと言って笑いましたが、本当に変化するものなんだなー、と関心しました。

「玉瑛」
参考品席で一番目に付いたのはこの品種でした。
葉芸としてはもっと盛り上がるそうです。
多少誇大表現になってしまいますが、線が「天壇」に似たものを感じ、地は「魁雲」に似たものを感じました。今時の型なのにコンスタントに剣葉を挟むところも面白いです。

「千代田実生」
富山県の実生家、百島さんの作出品で、小型の千代田です。羅紗千代田はどうしても羅紗地になることでコントラストが悪くなりがちですが、このタイプだと紺性が残り、良い線を行くように感じます。

『瑛雅』
船附さんが登録された来年度の新登録品です。
こうやって改めて違う木が展示されるとやはり物が良いです。

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