7月の管理
採光:9時〜10時には遮光しました。第一温室は温度上昇を防ぐ為に屋根の上に30%遮光くらいの白いネットを張って過ごしました。
灌水:2〜3日に1回抜き水。ビニールハウスは4〜6日に1回抜き水。
施肥:最低気温が20℃以下になるような日もあったので、そういう日は液肥の薄いものを遣りました。
消毒:引き続き半月に1回。
なのに今年もスリップス(アザミウマ)被害が出ました。
スリップスがでるような環境の場合、6月後半〜7月はもっと間隔を詰めなければいけないようです。
『国宝錦』
入園したての頃、品種を覚える為に330選を見て『愛玉殿』『国宝錦』の格好良さに惹かれました。
その時に自分で本に載っているような木を作ってみよう、と作り始め、その時の『国宝錦』はなんと『嶺雲』だったという笑い話もありましたが、その後新たに若木から作り直し、ようやくここまできました。
「生え4才」
この実生は'10.8.6blog旅行で入手した久光さんの生えです。
'11.9.8blogに2才時を載せました。
3才時は葉が緩んで柄も見えなかったのであまり見ていませんでしたが、先日久々に見たら一変して良い熨斗葉を見せていました。
柄は…当時は心の目で縞が見えたのですが、今は見えませんね。
芋吹き観賞
『玉輝冠』
「玉輝型」という立ち葉性の一つの基本型です。
葉先がツンとして紺性が強いのが特徴です。地は粗れ地です。
最近新しい方法で夜な夜な縁金を作っているのですが、いたずらでこんなものを作ってみました。
胴には当園のロゴが。
下地で字を書くのですが、書いても何も見えないので難しく、バランスも崩れてしまいました。
いかにも素人らしい仕上がりです。
素晴らしい灰皿ですね!
返信削除麒麟さん
削除ありがとうございます。
自分でも結構気に入っています。
ただ「哲」の字を足と揃えたかったですね〜。
我が家は外に出したものは9時頃にはシルバーのダイオネットを二重にひいて遮光、温室はこの時期よしずを常にひいており、さらに黒のダイオネットで遮光、そして毎日抜き水です。肥料は羅紗の美術木候補と薄葉、大葉、実親は梅雨時期に与えたものを上砂変えもせずに置いたままです。いかに手抜きで上手く作れるのかも模索してます(笑)
返信削除富貴丸、我が家のより一歩も二歩も進んでます。しばらくは和羅紗風に育つんですね。
万葉さん
削除抜き水は毎日ですか。
一昨年までは夏場もほぼ毎日抜き水していましたが、古い根を活かしたいと思って昨年から辛めにしています。
でも大葉棟は相当辛めでも例年と変わらずに倒れるものが出ています。笑
肥料は乗っていても問題ないと思いますが、第一温室はお客さんが見るので一応取り除きました。
富貴丸はK氏の木で、以前に飾ったことがあり、草齢は8〜10才近い老木です。若い時を見たことが無いので、また見せて下さい。
富貴丸は老木といいながら、若返ってるのかな。私のはあまり格好良くないので、もう少ししたら掲載しますね。
削除それと我が家も昨年に続きスリップスがでてしまいました。気付いてすぐに消毒したけど、予防の大切さを実感しました。これは手抜きできません。
昨年まで連続で芋切りをした影響がまだ出ているのかもしれません。
削除今年は子を上げる予定でしたが、そう上手くはいかないようです。
毎年予防しているつもりが出てしまうのですから、出る時期には細心の注意が必要だと痛感しました。
生え4歳木は青の様ですね!一番子の芋吹きに縞を期待するしかありませんね。
返信削除親木は縞があるから縞は0では無いと思います。現に昨年青の生えに綺麗に縞が来ましたよ。
ようやく梅雨明けしましたが、生えは二枚葉繰るかどうか微妙です。
S.Hさん
削除子があがっています。明日しっかりと柄の確認をしてみます。
熨斗で葉元にかけて雅糸のようにきているのでまだまだ変化しそうですよ!
当園の生えも2枚葉繰るものはほとんど無さそうです。
現在40本近く鉢上げしましたが、残して作ってみたいと思わせるものは3〜4本程度です。