第13回 萬風展 未登録品

更新が遅くなりましたが、最後に未登録品から数点です。

「中原実生」

かつて羅紗マニアの間でその姿、葉芸が騒がれた実生らしいです。
一時期、絶種になったという噂もあったようですが、こうして展示されました。
葉芸はこれからといった雰囲気なので、これから注目して見ていきたいと思います。

「天園」「梅山」「行楽」


「梅山」は上品な雪白の覆輪が目立っていました。
「行楽」力和型の実生が各地で出来ているというのは知っていましたが、こうやって見ると本当に良く似ています。地合いは『力和』には無い粗れ方をしているので、違うのは分かりますが、こうなると新たに打ち出すのは難しくなってきます。

「石藤実生」


事前に出品者である佐藤氏から聞いていましたが、なるほど凄い葉芸です。
「大宝」×「英宝」だったか?「英宝」という実親の多様性と底力には本当に驚かされます。

「志野」「玄粋」「伯楽」

「玄粋」は昨年のような葉繰りはありませんがやはり良い。この木も羅紗系では残っていく品種になると思います。

「羅紗実生」「豪冠」


「鵬天」「南十字星」


全く同じ交配の実兄弟で、作出者は東京の佐藤登志氏です。
「沢畠鹿島」×「祥宝」です。
どちらもまだ良くなりそうで注目です。

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