話題に入る前にヒコウキ雲が交差した夕暮れ時の写真を一枚。
今日は『白麟』という古い品種についてです。
この写真の木はある先輩業者から「これが本物の『白麟』だから作って勉強してみろ」と言われて3年前くらいに購入した木です。
私の中では『白麟』といえば上田市の宮崎さんの作っておられる木がイメージとして強く残っているので、それを思い浮かべながらいつも比べて見ていますが、どうしてもイメージが一致しません。
写真で残っている木といえば、最近では昨年の萬風展に宮崎さんの木と兵庫県の趣味者の方の木が出展されていました。→12.3.21blog
他には奥谷守松さんの「原色おもと図鑑」と奥谷三郎さんが引き継いで発刊された「続原色おもと図鑑」に写真があります。
その①
その②
まず、この①と②が違う品種に見えてしまいます。
「続原色おもと図鑑」の『長楽殿』の説明に「白麟の実兄弟といわれ…」とあるが、①はまさにそのイメージ。
②のほうは宮崎さんの木と同じようなイメージです。
当園に前からある『白麟』
この木は宮崎さんの木と同じ系統です。
やはり②とならイメージが重なりますが、剣葉がないのが気になるところです。
また一作したら紹介します。
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