今年最後のblogは名品展からピックアップして数点紹介します。
『旭翠』さすがに紺性がとんでいますが、驚愕の4年葉が付いた作品。毎年同じような作がかかって安定感があります。
『玉獅子の虎』この部門では断トツのトップでした。虎斑が全面に大柄に現れ、木自体にしっかりと作がかかっていました。
『龍巻都の図』葉疵がほとんど無く、図もの最高峰の美しい美術木でした。
参考品から
『悟空』覆輪ものでこれだけ出来た木は初めて見ました。いかにも作りづらそうですが、この分厚い熨斗と太い剣葉から生まれる格好良さはたまらないものがありますね。
『羅冠』実生1本ものだそうです。型が良く、変わり二面系というか面白い葉芸を現しています。もう一段階進むと思います。
『松籟』『旭翠』
『松籟』3年葉が揃い、全ての葉が葉幅広く、本芸を現しています。昨年の葉が至芸のようにも見えますが、文句のつけようが無い名作品です。『旭翠』さすがに紺性がとんでいますが、驚愕の4年葉が付いた作品。毎年同じような作がかかって安定感があります。
『富国錦』『玉獅子の虎』
『富国錦』この品種がこれだけに仕上がるものか、と今大会で一番の感動を覚えました。葉数は2年葉ながら葉芸を極限まで引き出した感じです。『玉獅子の虎』この部門では断トツのトップでした。虎斑が全面に大柄に現れ、木自体にしっかりと作がかかっていました。
『残雪』『龍巻都の図』
『残雪』最優等の木は絞り図で白さが際立っていましたが、この特別最優等の木は大柄に花が咲いたような図を現していました。『龍巻都の図』葉疵がほとんど無く、図もの最高峰の美しい美術木でした。
『雄山』
特別最優等では無かったですが、本種の特徴が引き出され、見本木として印象に残る作品でした。参考品から
『晟稜』『悟空』
『晟稜』来年度の新登録品。やや大振りでしたが、それも含めて本種らしい至芸品でした。『悟空』覆輪ものでこれだけ出来た木は初めて見ました。いかにも作りづらそうですが、この分厚い熨斗と太い剣葉から生まれる格好良さはたまらないものがありますね。
『皇帝』『羅冠』
『皇帝』凝り気味ですが止めの広葉だけでもこの木の素晴らしさを物語っています。『羅冠』実生1本ものだそうです。型が良く、変わり二面系というか面白い葉芸を現しています。もう一段階進むと思います。
業者の目、ある時は趣味者の視点でブログ発信ありがとうございました。
返信削除長野帰郷後は例年になく寒波が厳しく慌ただしく作場の冬籠りに追われてました。
今年も色々ありがとうございました。
S.Hさん
返信削除いつもコメントをいただきまして、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。