11月1日 …謎の生え実生

久しぶりに外棚に放ってある苗床を眺めていたら、遅れ生えだと思われる実生を発見しました。
紺性が強く、中々地が厚そうで良さそうな生えです。
こちらは早くも覆輪が回りそうで、やはり羅紗のようです。
しかし、交配を見るとこの2本が発生するには、にわかには信じ難い交配の一連でした。
ラベルには (H)24(年) ♀大象観・縞 ♂太白山とある。縞+高隈斑の大葉を狙った交配なのです。
肝心の高隈斑が発現せず、羅紗が発生してしまったという謎。
実際に使用した親がこちら。
「大象観縞」
今年は『鷲高隈』の花粉を交配してあります。



「太白山」
こちらは特に交配してないですが、実が付いています。
とりあえずはこの2本の生えを一作してみてどうなるか、この親に付いている実をまいてみてどんなものが生えるかを検証してみます。


それにしても何なんでしょうね。
今年は実生に関しては特にアクシデントがなかったので種が混ざったのは考え難いですし、突発的に生えたにしても2本もあるのが不思議です。
まあ、私の中では種が混ざった可能性が最有力だろう、と思っています。
思いがけず良くなったらそれはそれで面白いので楽しみに作ります。

コメント

  1. 我棚でもたまにあります。
    交配するはずも無く、縞羅紗に獅子が生えることが・・・・虫なのか?DnAのいたずらなのか?
    それでいて良くなればいいのだが、結果は言わずと知れたこと・・・。

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    1. 一粒が命さん
      コメントありがとうございます。
      やはりあるものなのですね。
      blogの良いネタになったのでこの2本にはそれなりの価値がありました。

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