昨日は赤沼公会堂で信州おもと実生研究会の品評会が行われました。
東京、新潟からも参加者があり、「これは良くなりそうだ」「雅糸がのるようなら面白いがどうだろう」「これは今が一番いいんじゃない」など展示された実生を囲んで話が盛り上がっている様子が見受けられ、雰囲気の良い楽しい会になりました。
いつもは支部展と同時に行われていますが、今年はこのような形での開催。
個人的にはこのほうが実生会に集中できて良かったんじゃないかな、と感じました。
金屏風は6点。
長野県支部支部長賞 前島さん
縞羅紗2、3才の部 最優等
出展に際して「絆」という仮名を付けられたそうです。
獅子系2、3才の部の最優等
地が厚く、巻きと型が良い獅子実生。「雲竜獅子」を♂木に使ったそうです。
田哲園賞 柳沢さん
当才縞羅紗の部 最優等
柳沢さんは実生交配を始めたばかりですが、地の良い生えを持参し、いきなりの金屏風。
交配は「大宝」×「英宝」だそうです。
長野の当才縞羅紗はどれも1枚か1枚半で審査では「長野なんだから2枚あるのはダメだよ」などと言う冗談も飛んでいました。
瑞光園賞 湯本さん
4才以上千代田斑の部 最優等
「善光の松(よしみつのまつ)」と仮名の付けられた薄葉千代田。葉肉が厚く、雅糸竜の現れた千代田実生。葉が巻いているように見えますが、獅子ではないそうです。
長野三光園賞 矢沢さん
2才以上縞甲竜の部 最優等
まだまだこれからですが、立ち葉で葉幅をひいた縞甲実生。
湯本賞 柳橋さん
当才千代田羅紗の部 最優等
実親「羅生の松」から生やした、丸葉の型で打ち込みもあり斑の良い生え実生。
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