先日、長野県支部の旅行で新潟県のお棚巡りをしてきました。
一件目は熊谷支部長のお棚。
名品展では金屏風の常連の方だけあって今年も美術木がズラッと並んでいました。
『長春閣』『聖雲殿』
『長春閣』『聖雲殿』
『玉獅子の虎』
二件目は石黒様
大ベテランの方でやはり名品展では常連の方です。葉芸の良く現れた『玉姫』と『四君子』
初日の最後は丸山前支部長のお棚。
『玉姫』で総理大臣賞を受賞されたりと薄葉、大葉の名作者で有名ですが、それだけでなく羅紗系でも新しい品種を作られています。
「寵児」『旭至』
羅紗系の作をみると割と固い作をされているご様子でした。
最初の棚割りから作っていただいている「山比古」もグッと作がかかってきていました。
長野では大葉系をきれいに作る趣味者の方が少ないので、初日だけでもさすがに見応えがありました。
すごい芸をした長春閣ですね。葉幅も芸も別世界のような気がしますが、これが本来の姿なのかもしれませんね。良い目標ができました!
返信削除山比古は中透けの部分は青っぽく出て綺麗に白く抜けるんですね。おもしろいです。
万葉さん
削除雅糸の盛り上がりがありこれぞ至芸といった感じですね。
『長春閣』はやはり晃明殿型ではトップクラスです。
「山比古」は日を採ると白く抜けます。日が甘いと黄味がかった仕上がりになりますが、白く仕上がった方がきれいですね。
虎斑がとてもきれいに出ていてこのような玉獅子の虎を作りたい。また玉姫と四君子は腰が太く力強く育っていてどのように作をかけているのか教えてほしいものです。
返信削除獅子好きさん
削除コメントありがとうございます。
仰る通り、皆さん葉の保ちがよく腰が太いです。
肥料はしっかりと効いているように見えましたが、それだけではこのようにはなりませんし、環境、水加減など総合的に美術木作りをされているということですね。