7月21日 峻嶺(縞覆)など

『峻嶺』の縞覆輪。

秋になって仕上がってくるとまた少し趣が変わると思いますが、紺性が残って縞がきれいに現れると素晴らしい地合いですね。

「舞鶴城」
山取りの万年青という来歴を持つ大葉おもとです。
こちらは一般的な「舞鶴城」。『千代田城』のような縞、地合いをしており紺覆輪が回っています。
これは東御市の小林先生から分けていただいた木で縞が抜けて中透けになってしまったもの。
こうやって見ると曙虎斑そのものです。
「金閣」という名称登録品がありますが、斑がよく似ているように感じます。

「矢筈実生」

以前亡くなられた趣味者のお棚から整理したものらしく、当園で増殖中のもの。
実生家の松井さんが作出したものだろうと園主が言っていました。
同じ矢筈虎斑の縞甲では『雪渓錦』から変わったという『雪雷』がありますが、それよりも小型で葉芸が厳しく、中々のものです。
『雪雷』

コメント

  1. こんにちは
     ここ数日最高気温が20度前後です。作を掛けようにも自然には勝てません!
    秋の作上がりは期待出来ませんね・・・・。

     柄物は華やかで分かり易くていいですね!
    その分、葉傷等の管理が大変だから我棚では無理です。

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  2. S.Hさん
    最高で20℃ですか…当方より低いようです。
    夜間気温が20℃くらいだと伸びが良いんですけどね。

    羅紗と大葉は同じ万年青だと思って管理していると大概どちらかがダメになりますね。
    そういえば、例のBO10×Cの実生に柄が現れてきました。
    blogに載せても良いですか?

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