今年の萬風展にも出品した『武陵』の縞覆輪。
この時期は万年青が充実していて楽しいですね。
成長期は誰でも名作者と言いますが、秋の仕上がりはいかに。
下葉を保つためには古い根を保たせることが大事だと思いますが、夏は水管理には気を付けたいと思います。…が、中々思うようにはいかないでしょう。
この地合いが好きです。
こちらは覆輪のみですが、この深覆輪を見ると本種の良さが分かります。
元々が粗れ地なので覆輪がかかって地が浮き出ていますね。
『聖雲殿』の深覆輪があればこれに近い地合いが表現されるんだろうな、と思います。
ちょっと覆輪が浅いか…。
まだ覆輪が完全ではないようですが、この手の品種は深覆輪じゃないと中々勝負しにくいです。完全覆輪になった時にどれだけのモノになってくれるかがこの木の勝負所でしょうか。
毎年これを見る為だけに本種を作っていても良い、と思える程の美しさです。
『武陵』の地合はいいですね!
返信削除このような生えが出来ればいいのですが現実は厳しいです。
各万年青の伸びが良くて羨ましい限り、
こちらの外棚では少し寒いかも・・・・。
まあ、焦らずマイペースで作をしましょう。
S.Hさん
削除『武陵』はただ地合いが良いだけではなく覆輪が普段は浅く、芸をすると深くなるという様に良い働きをしているところが、狙って出来ないところですね。
マイペースが一番ですね。
秋には棚に合った姿になります。