あまり更新していないので詰め込みます。
昨年の当園のトビの生えとして紹介した実生。
新葉が中々伸びずにじっくりとしているところには好感が持てます。
新しい交配なので芸足を早く見たいですが、まだまだ先の話ですね。
『和楽』
青として購入し、作っていた木が昨年覆輪気になり、今年はさらに進んでいるような感じです。
胡麻は一発逆転があるという話は聞いていましたが、「なるほどなー」といったところ。
「玉賜」
当園に縞の種木が無くなってしまったので種木として仕入れたものですが、うーむ、モヤモヤっと柄が縁に寄っています。まあ、高い確率で「玉雲パターン」でしょう。
「西島3号実生」
今年の芸足です。以前の姿→'11.10.6
やはり葉芸は良いです。型も良い。
「この手の実生はもっとフワッと作った方が良い」と言うアドバイスもありましたが、とりあえず殖えるまでは凝らない程度に固く作る予定です。
「山比古」
この時期の色合いが一番輝いているかもしれません。
今のところ日を採っても葉焼けを起こさずに耐えています。
昨年も成長期は午前11時くらいまで天井の波板越しに日を当てていたので、この木自体が採光に慣れているのだろう、と私は考えているのですが、皆さんはどう思いますか?
今年第一弾の収穫です。
ということで、同じ方法でいくつかやってみようと思います。
夜中に失礼します。夜なべで蘭の植え替えをしていました。
返信削除山比古についてですが、当方のお客さんからも「どうにか分譲の話をつけてくれないだろうか」と言われるくらい注目を浴びていて、また、山比古だけではなく、omotoboyさんの見つけた木と命名のセンスには頭が下がります…。同期の桜とは言えどもあなた様の才能には驚いています。伊達や酔狂で褒めてるんじゃないですよ?私は毒も吐くけれど、その分嘘がつけないから…。
所で、本題ですか、中透けの斑の部分に青ノリがあるのでしょうか?青ノリがあれば葉焼けしないのは理解できますが…。
不思議ですね…そういった特徴があるのも魅力ではないかな、と思いました。
大阪の同期の桜さん
削除早く頼まれている分だけでも殖え木がとれれば嬉しいのですが、
この木は背にほんの少し紺が残っています。
ですが、昨年は一部の葉焼けから一気にその葉が焼けこんでしまいました。本当は間にもう1枚ずつ葉があったので、それが残っていればもっと見応えがあったのが残念でした。
お客さんのところにいった木の中には完全な中透けの木もあるので、どうなっているかまた報告します。
それと、私が古典園芸業界の足掛けの頃から扱っている観音竹の斑入りで縞斑では(おもと以外の話ですみません)陽を強く摂れば黄味がかり、陰作りだと斑が白くなります。植物の性質が異なれば考え方を変えなくてはいけない、と勉強し直さなくては、と思いました。問題提起を頂戴し、ありがとうございます。
返信削除当たり前のことで恐縮ですが^^;中透けが葉焼けしないのは紺覆輪が完全に斑を守ってくれているんでしょうね?!といった感じで更に勤勉しなくてはと思います。
追伸 omotoboyさんの助言の通り、大阪の気候柄、夏の水かけは一日おきにしようと思います。水くれを控えた結果をまたご報告させて頂きます。ありがとう!助かった!また何か驕るね!(同期らしくフランクにしてみました^^;)
※文中に失礼の無き様にしてはいますが、御不快な点がありましたらお許しください。