第66回 日本おもと名品展 pt.4

売店席風景
大勢の方にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。

懸賞品のほうから何点かピックアップ。
『長春閣』『玄峻』
ここら辺の品種に特志賞が付けば面白そうです。
『玄峻』は葉芸が遅いので後一作かければ本芸が見られそうな作品です。

『武丸』『美恵錦』
『武丸』の完全覆輪が何本か出品されていました。デモは地合いの良い木ですが、覆輪が決まるとちょっと寂しい感じがしました。「峻山」のように地合いが前面に出てくれればもっと魅力的ですが。葉芸が乗れば変わってくるのでしょうか。
『美恵錦』は広葉でバランスのとれた美作品です。

『天賀』
『天賀』のポテンシャルはここまで高かったのか、と感動しました。止め、というか最後に出かかっている葉にワクワクしてしまいます。

『碩山』『臥牛獅子』
『碩山』を腰太くここまで整えた作は今までなかったと思います。嬉しいですね。

『吉光の松』『山雅の松』
この2種は千代田系ではやはりトップの品種です。

『錦麒麟』『富士桜』
『錦麒麟』は縞柄の勝利ですね。

『達磨』『駿河富士の図』
『駿河富士の図』これだけ図性の良いものならばもっと多くの人に作ってもらいたいですね。

『駿河富士』『白生玲』
『白生玲』が全国大会で特別最優等ということにまず驚き、これだけ丁寧に作り上げる作者がいることにまた驚きました。きれいです。

『武蔵』
これは金屏風に上がっていても納得だった名作品。
もの凄い葉芸です。言葉では表現できませんね。とにかく凄い。葉の中央に全ての葉芸が凝縮されたような感じです。

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