11月2日 新潟大会 案内、大御所

ご案内が遅れましたが、明日、11月3日(木)は新潟県支部の展示会が行われます。
会場は新潟市、花ステーション「うらら小須戸」
トップクラスのレベルの名作品が多数展示されることと思いますので、近県の方は是非遊びにいらしてください。当園も出店予定ですので、お待ちしております。

仕入れてきたものの中にこんな面白いものがありました。
『大御所』の縞
若いので葉肉はまだ薄いですが、地合いは紺性が中々良く、艶消しで、葉姿が整い、葉芸も雰囲気が良い感じです。
パッと見た時「何これ?玄峻の縞?」と園主に聞いてしまいました。葉肉も紺性も違うのですが、止め葉と葉姿だけならそんな感じを受けませんか?ちょうどページの右側にあるプロフィールの画像が『玄峻』なので見比べてみて下さい。
『大御所』は覆輪が回ってからがいけなかった木の代表例と言われますが、この縞の木を見ると内野さんが惚れ込んでいたというのも「なるほどなー!」と頷けます。

『大御所』覆輪

現在は縞の木も覆輪の木もあまり見かけないので、両方とも残して作り込んでみても面白いかもしれませんね。

『大御所』来歴
戦時中、昭和18年に茨城県の内野善寿氏が秘蔵の実親であった「鹿島二面」から作出し、昭和25年頃に三光園によって買い出され、田淵氏、田中氏、前田氏に棚割りされた。
当時三光園の培養主任であった内野氏が惚れ込み、『大御所』と命名、昭和34年に登録されたもの。

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