第66回 日本おもと名品展 pt.3

審査風景
審査中は緊張感があり、審査員の間では活発に意見が飛び交っていました。

万田発酵株式会社賞
『天竺』鷹見氏
中々作り難い品種ですが、鷹見さんの手にかかればこのように出来るようです。

NHK出版賞
『舞子』上野氏
3年葉を保ち、本種らしさを引き出した作品。
一作でさらに洗練されそうです。
水郷支部は支部対抗で2位と層の厚さが伺えます。

㈱主婦の友社賞
『残雪』篠塚氏
細かい打ち込みの図が葉全面に現れています。葉幅がひき、作もかかっています。

㈱新企画出版局賞
『峻嶺』鷹見氏
例によって葉数と腰の太さが凄い。
本芸を見せた『峻嶺』は羅紗系でもトップクラスの魅力がありますね。

丸大食品株式会社賞
『旭翠』前田氏
全ての葉に至芸を見せた力作です。左側の葉の間隔が詰まっていればさらに上位入賞していたと思います。

㈱大淵銀器賞
『寿扇』山川氏
お隣の支部から山川さんの作品。今年の葉がやや詰まっていますが葉幅をひいて愛嬌抜群です。

㈱磐梯広報社賞
『琴治』松下氏
葉重ね良く、片繰り感が全くなく整った、本種らしい作品です。
今年は株式会社による特別賞が沢山ついていました。

愛楽園賞
『宝生』鷹見氏
どうやれば本種をこのように作れるのでしょうか。腰がどっしりとした力作です。

短冊屋和楽賞
『力宝』池田氏
「鶴の舞 空を飛ぶ」で有名な池田さんの作品。
2枚目の分厚い熨斗雅糸の葉が輝いています。まだ若い葉が付いているので来年の出展が今から楽しみです。

ホテルグランヴィア広島賞
『松籟』石井氏
凄い葉幅です。全体のバランスも良く、来年がさらに楽しみです。

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