折衷植えで作っている『瑞泉』はこうなりました。
私としては満足の出来です。
欲を言えば今年の葉がどちらも広葉で繰ってくれれば大満足でしたが、この鈴虫剣の葉も元にかけて僅かに見える芸が男前なので良しとします。
肥料は置き肥を二回(4月と7月の初めに5粒づつ)、採光はこれ以上ない程、水は毎日かけました。
一度芋切りをした親木ですが、今年になって今まで見せたことのない広葉を繰り出しました。若返った分、葉肉は薄く見えますが、昨年までの芸をした葉には厚みがあります。
葉の裏を見ると「しかみ」からの雅糸竜だということが分かります。
このことからも生えなどの芸足として「しかみ」というのは結構大事なポイントだと思います。
昨年の9月21日のblogに載せた札落ちの二面系羅紗ですが、今年はこうなりました。
私は当園に前からあったものでこの型だと「北斎」じゃないかと思っていたところ、ある業者の方が「これ北斎じゃない?」と言ってくれたので札落ち脱出に近づきました。あと何人か目利きの業者の方に先入観なしで見てもらおうと思っています。
『石鵬』
その割には図もきれいに出て良く出来たほうだと思います。
『お多福の図』
塩村性。図の出方がたまりません。
外気21−29℃
温室22−28℃(鉢内も同じ)
昨日、一昨日は気温が下がり、最高気温は今日と同じくらいでしたが最低気温は外気が19℃になりました。
昨年の夏は16時くらいから灌水していましたが、今年は17〜18時くらいに気温が下がり、過ごしやすい風が吹き始めてから灌水するように意識してきました。
瑞泉、すごい葉幅・・・、剣葉もただの剣葉で終わらない
返信削除ところがにくいですね。我が家の瑞泉はomoto-boyさんに
比べると中途半端な折衷植えなので大した効果は出ていな
いです。秋の植替えでもっと高植えにしてみます!
万葉さん
返信削除日を採りすぎて下葉の紺性がとんでしまいました。笑
鷹見さんの作から学んだのですが、折衷植えの場合は置き肥は一度に多めに置くのが良いみたいです。
父が別の目的で使った『あるもの』が気持ち悪いぐらい葉が緑になったと母が言っているのを思い出しました。量を加減すれば紺性復活の術として使えるかも。
返信削除このままでも通用しそうだけど、もう1枚覗いている葉は広葉のような気がするので3ヶ月後が益々楽しみですね。植え替えのとき下の画像もぜひ見せてください。
万葉さん
返信削除「あるもの」非常に興味があります。とりあえず、日陰の風通しの良いところに移動して秋肥を施しました。
分かりました。ただ、傷んでいたらメールにて報告します。ごぼう根になっていることは間違いないでしょう。笑