この間の土日で、ベテラン業者の人たちにくっついて宮城、いわき方面に行ってきました。
実際に被災された方々が今も余震の続く中、強く生きておられることを身にしみて感じ、甘いことなんて言っていられないなと気が引き締まる思いで帰ってきました。
さて、万年青の旅の話ですが、初日は宮城県。
実生家のお棚ともう一件は今年も久光さんのお棚を訪問しました。
業者の皆さんの厳しい目が光ります。
左は一件目の実生家のお棚。
さすがに4業者もいると、皆好みが異なり「あぁ、この業者さんはこういう所に重点を置いて生えを見るんだな」と勉強になり面白かったです。
私も色々と見る方に夢中で写真はあまり撮ることが出来ませんでしたが、特にこれ!と思ったものはこの実生です。以前に掲示板「侘び寂びへの道」で見かけ、その後実生会や全国大会などでも見ていましたが、改めて見て、これは!と思いました。
昨年も葉幅のひいた『天光冠』が、と書きましたが、相変わらずの良い出来映えでした。
久光さんのお宅は高台になっているとはいえ、ほんの数百mほど下に降りたところではまだ瓦礫の撤去が行われていて、地震津波の直後は火災ですぐ近所が三日三晩燃え続けていたそうです…。数km離れたところでも津波が押し寄せたであろう辺りでは庭木が枯れて茶色くなっているのが目立ちました。
暑さの中、遠路お疲れ様でした。
返信削除今年も拙宅の棚見に来ていただき光栄です。
次回はもう少し万年青談議したいですね!
BY-久光
s.hさん
返信削除大好きな実生を二日間も見続けたので暑さも忘れて楽しい旅になりました。
しそジュースもおいしかったです。
ありがとうございました。
今度はゆっくりと時間をとって伺いたいですね。