『積雲(せきうん)』
昭和30年代に愛知県の日比野喜義氏が作出となっているが、奥谷さんの本によると津島市近郊に生え、日比野氏が増殖、平野晴久氏によって前田氏に納められたとある。
『積雲』という名の命名は江田進氏。
昭和61年に積雲推奨会という形で登録された。
長い間「日比野実生」と呼ばれ注目されてきた。
葉の縁の全体にビリを打ち、積雲の名の通り雲が積み重なったような葉姿をしている。
葉肉は羅紗としては普通ながら地は粗れ地の柚子肌。
覆輪が回ったことで『千代田城』のような一層膜を貼ったような淡い紺性をしている。
葉やけを起こしやすいので美術木を作るとなると採光に注意が必要。
外気△2−3℃
温室4−11℃
鉢内4−10℃
温室の屋根の上にも雪が積もったので夜間も多少保温になったのでしょうか。
温室、ビニールハウスともに灌水。
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