1月11日 天翔

『天翔(てんしょう)』
昭和45年、愛知県の鈴木市平氏が「カキガラ錦福(V)」×「仁兵衛大宝」により作出し、同県の天野力氏に納まり、その殖え木を桶庄氏が順次棚割りしていった。
登録は平成9年に天野氏と鈴木輝彦氏による。

小型種で一般的な作ならば3号鉢に納まる程の大きさである。
紺性が極めて強く、白覆輪とのコントラストが良い。
立ち葉性で葉重ねが良く、一年に4〜5枚の葉繰りをして葉姿が整いやすいので「天翔型」と言っても良いほど特徴のある葉姿をしている。
芸としては若いうちは熨斗葉が主体で至芸は力和のような熨斗二面の雅糸竜を現す。

『天翔(青)』

紺性の強さと整った上品な葉姿に惹かれます。

外気△10−2℃
温室4−10℃
鉢内4−10℃
灌水なし。

庭に霜柱が立っていました。

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