『金剛獅子(こんごうじし)』
昭和10年代に愛知県で作出された獅子実生を寺田純康氏が買い求めて培養増殖。
戦後に覆輪が完成したとされている。
巻きは丸巻きでしっかりと巻き込み、葉重ねが良い。
胡麻斑は鮮明で覆輪はやや黄味を帯びている。
葉の中央に高い甲竜が現れ、芸が強すぎない分胡麻斑を引き立てる。
系統の良し悪しもあるが、しっかりと採光して作ることで胡麻斑が一層と冴え、胡麻斑獅子らしい姿を見せることができる。
胡麻斑獅子は登録されているものはこの金剛獅子くらいのもので、今後実生で良いものが登録されてくれば獅子人気も盛り返すだろうし、作る側の楽しみも増えるので期待するところである。
未登録で有名なものは今年の萬風展に出品された『平岡獅子』。
胡麻斑は金剛獅子よりも冴えて登録が待たれる。
新登録と言えば
に来年の新登録の詳細がアップされました。
外気
温室
鉢内
灌水なし。昨日も遣っていない。
コメント
コメントを投稿