9月1日 おもとシーズン

まだまだ寝苦しい夜が続いておりますが、ついに9月に突入しましたね。
これからは万年青の商売が始まり、各地で展示会も催され全国大会に向けて盛り上がってまいります。

下の『瑞泉』は別に見せる程のものでもないですが、作上がりしたのが嬉しかったので。

下を見ると腰が一気に太ったことが分かります。

鉢はポット鉢。成長期に湿度を保つ為に水苔を敷いたプランターの中に置いて作をしました。
実験的に日月系なども数鉢試しましたがどれも勢いがつきました。
水分が保たれるので効率良く肥料が効いたのでしょう。

それと、あまり直射で採光していないためか、覆輪が黄味を帯びています。冬になれば白くなるのでしょうけど。
たまに展示会などで黄覆輪の瑞泉を見かけますが、あれは美術品作りで採光に気をつけている証拠なのでしょう。
当園の作だと瑞泉は基本的に覆輪が白いのですが、これはこれできれいです。
黄味を帯びた覆輪や縞などは、しっかり日を採ると白めに、採光に気をつけると黄味を帯びたまま仕上がる気がします。

外気22−33℃
温室24−34℃
鉢内23−32℃
16時半頃灌水。

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