山田温泉「松川館」にて長野県支部の「おもと懇話会」が行われました。
床の間には今回のテーマでもあった「美術品」の『太陽』と『光陽』が飾れられました。
作者は矢沢氏。
支部長の挨拶
議題は「美術品作りについて」
項目に沿って
- 植え方、鉢選びについて(培養時)
首周りは苔なのか、硬質赤玉でも問題ないのか。それぞれのメリット、デメリット。硬質赤玉の見た目が気になるという意見に対しては、苔が汚れていた方が見栄えが悪い、昭和初期までは上苔を使用していたという文献は少ないので問題ないのではないかなど。
鉢選びは大きさなどの話よりも楽鉢なのか、プラ鉢なのかという議論に発展。趣味として楽しむということが大事なので楽鉢でやるのが本来の楽しみなのではないか。プラ鉢でも作は問題なくできる。
- 水やりについて
なお、3日に一度ほど灌水時に木酢液を混ぜることで消毒を一切やらずに管理出来るようになったという意見もでた。木酢液には殺菌、害虫忌避の効果がある。それ以外にも浸透性が優れていて肥料の吸収効率も良くなるので作がかかりやすいなど。
- 施肥について
個人的には化学肥料についてどう思っているのかという議論も聞きたかった。実生家の方に個人的にお聞きしたところ、実親には使うが決まり物には使っていないので分からないというお話でした。
- 採光について
- その他(青にえ対策)
夏場のチッ素過多は良くない。
こんな感じでした。
最後は皆さんで食事をしながら個々でおもと談義に花を咲かせていました。
私も色々と勉強することができました。
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