『薩摩富士(さつまふじ)』
昭和7〜8年頃、鹿児島県の吹越一太郎氏が『高隈』から作出した実生ということになっている。
昭和28年に命名者である米山慶助氏が『桜島山(曙)』と別種であることに気づき、その後増殖され、昭和39年に追認登録された。
葉長は40〜50cmになり、葉肉が若干薄く紺性が淡い。
本種の特徴は、他の曙系の品種は黄味を帯びた曙斑であるのに対し、曙斑が白く出やすいことである。
新芽の時には黄色く輝き、秋になると真っ白に抜け、一見して本種だと分かる程きれいである。
外気21−33℃
温室21−34℃
鉢内22−32℃
16時半頃灌水。
実生を5本程鉢上げしました。3本は持ち上がって抜けそうになっていたものの中で羅紗っぽいもの、他2本は私なりにこれは良いんじゃないか!?というものを♪
(白い粒はマグアンプなどではなく、スリップス予防の為のオルトラン粒剤です)
どちらも♂木は「BOE」
先週、曙系をまとめて外に出しました。
採光を強くして一週間でそれなりに冴えてきた物もあります。
昨年よりも曙斑が好調なので嬉しいです。
最も、今日のタイトルでもある曙斑が出やすい『薩摩富士』が多いのでそう感じるだけかもしれませんが。
私の当面の目標は『黎明』の曙斑ををきれいに出すことです。
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