6月27日 信州実生会

信州おもと実生研究会が松本で行われました。
県外からも実生家の方達が数名みえて、交配期の実践的な話などを聞かせていただきました。

大斑園氏と宝生園氏によるスライドを使っての講習会。
大谷さんは十四山の実親の歴史や、広い視野から実生にアプローチしたら面白いなど聞き入ってしまうような話を沢山聞くことが出来ました。
宝生園さんは萬風展の受賞作品の説明や最近の実生状況など。

お棚拝見
矢沢哲氏
さすがの名作で葉幅の引いた八雲錦、至芸に近い旭翠、宝生殿など、決まり物がしっかりと作られていました。
実生でもこれは!と気になる物が何本かありました。

百瀬治水氏
すでに今年の生えが伸びてきており、「今のうちに唾をつけておこう」などと冗談(?)も飛び交っていました。
平成21年度に大斑園の大谷さんが登録した『白皇』。
私は会報の新登録の時の写真でしか見たことが無く、過去2、3回ほど百瀬さんのお棚に寄らせていただいた時にもアンテナが伸びておらず気づいていなかったので、改めてこのような素晴らしい木なのだと知り感動。
縞羅紗は目移りするようなものばかりなのですが、私の中で今日は特にこの一本でした。

実親のほうは何回見ても、使ってみたいなぁと思うような面白そうなものだらけで、しかも実生家の方達の会話、解説付きだったので非常に勉強になりました。

皆様ありがとうございました。

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