6月24日 白牡丹

『白牡丹(はくぼたん)』
いつごろ作出されたかは不明だが、昔『虎の子』という虎斑ものの値が高かった頃、『遠州虎』『水菜虎』などと言われて区別されていた。
昭和22〜23年頃、『白牡丹』と命名されて日本中各地で愛培されている品種である。

『白牡丹』の一番の魅力は何といっても雪白で鮮明な虎斑である。大柄な虎斑から吹雪状の図のような虎斑が葉全面に現れる。
基本的には紺性は淡いが、虎斑に支障が出ない程度にうまく採光できれば紺性も濃くなり、そのコントラストは非常に美しい。
葉肉が薄くスリップス疵が目立ちやすいので、こまめに消毒をしたほうが良い。
繁殖力が強いので、肥料を多くやって腰太く株立ちにして観賞すると良い。
花芽も上がりやすいので実をつけて楽しむこともでき、薄葉系の入門品種としては最適な品種である。

外気14−29℃
温室15−29℃
鉢内17−32℃
16時半頃灌水。
水苔は朝夕2回灌水しています。
梅雨入りして苔替えを始めました。当園では夏は上苔ではなく上砂で管理します。
昨年までは硬質赤玉をふるって洗ったものを使っていましたが、今年からは焼き赤玉と日光砂と細かいゼオライトをさらに混ぜて使っています。肥料が効いてくると日光砂が緑に色付き、硬質赤玉が乾きの目安になり、焼き赤玉が水持ちを若干良くしているので結構理に適っていると思います。

さっき、蛍が見れると聞いて少し山の方まで行ってきました。
月明かりが強すぎて見えるまで時間がかかりましたが、目が慣れてからは瞬いているのがしっかりと見えました。
数が少なかったのでデジカメでは撮影することはできませんでした。
曇りの日に一眼レフのカメラを持ってもう一度行ってみようと思います。

追記
W杯、日本がデンマークに3−1で勝って決勝トーナメント進出です。
本田と川島が最高でした!

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