5月2日 鹿島錦

『鹿島錦(かしまにしき)』
昭和10年代に茨城県鹿島町の内野安平氏が鹿島二面より作出した。
それを三光園が買い出し命名。登録は昭和50年、内野茂氏。

覆輪が深く、葉幅広くできると写真の木のようになる。
標準的な作でも痩せ気味だが右の写真くらいにはなる。
ゆったりと折り下げ、若木のうちは熨斗葉を多く現し、雅糸竜に進展する。

『鹿島錦』といえば生みの実親の『鹿島(二面)』です。
大車のF1だと言う声と、昔からある大車そのもので茨城県鹿島町にあったことからこう呼ばれているという声がある。
いずれにせよ実績があることは間違いありません。
求める際は、しっかりと出所などを確認するようにしたほうが良いです。
大御所、鼓堂、聖源、天元、荒法師などがこの『鹿島』から生えています。
ちなみに、大御所と天元の青を手に入れました。笑

外気3−23℃
温室6−22℃
鉢内6−23℃
9時、18時頃灌水。
今日は園内を留守にした為、日覆いを引いたまま出かけたのが鉢内温度の上昇を抑えたのだと思います。
しかし、私は芋を堅く作るのが目的ならば、屋根がファイロンの波板なので今の時期は日覆いなしでも良いくらいだと思っています。
地域によっても異なると思いますが、皆様はこの時期の採光はどんな具合でやっているのでしょうか?
今日、安曇野に遊びに来てくれた昔からの名作者の方はこの時期は日覆いは一切引かないとおっしゃっていました。

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