4月30日 玉光

『玉光(ぎょっこう)』
昭和40年頃に愛知県で作出され、昭和47年に女性の玉田美智子氏が登録したもの。
一時期「たまひかり」と呼ばれていた時期もあったが、当時は登録申請に際し読みは申告していなかったので本来どうなのかは不明とのこと。

葉先は尖るが、幅広くできると丸止めの力強い葉を見せる。
熨斗葉、剣葉、鈴虫剣などを現し、雅糸竜を現す。
覆輪が白く葉やけには注意が必要で、葉姿も剣葉が片寄るなどなかなか整いにくいが魅力あふれる品種である。

登録した当初の価格表(奥谷氏の「おもとづくり」)によると『玉光』は30万円となっています。
基準は2〜3枚葉の中苗。
当時はまだ縞甲の人気があったようで『青海波』が25万円、『天照海』18万円。
『旭光宝』は100万円。
羅紗系で高価なものは『最高閣』100万円、『越天楽』60万円、『旭峰』20万円、『金剛鳳』40万円、『国宝錦』25万円、『殿様実生』40万円、『力和実生(縞?)』30万円、『羅紗王』30万円、『八雲錦覆輪』60万円といった感じになっています。
千代田系では『三光の松』50万円、『千代田の松』4万円、『日出の松』30万円、『宝生の松』40万円、『瑞穂の松』25万円といった感じ。

外気3−18℃
温室6−22℃
鉢内6−28℃
9時頃灌水。

通販が始まりました。pdfファイルが貼り付けてあるのでダウンロードしてご覧ください。
5月2日〜4日は安曇野スイス村で山野草などの展示会「草匠展」が行われます。
当園も出店しますので是非ご来場お待ちしております。
詳細はこちら→第4回信州草匠展

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