4月21日 三河錦

『三河錦(みかわにしき)』
昭和20年頃、愛知県の山本歌吉氏が実親『出世鏡』より作出したもので、3才の時に岡田和吉氏が求め、培養増殖。
昭和24年に二カ所の棚に棚割りされた。

紺性は強いが、覆輪が深く浮き地になる。
容姿端麗で襟組がよく、葉先は鋭く尖り、折り下げも良い。腰はやや高くなる。
熨斗葉に本剣、葉の縁にビリを打ったり跳ね竜を現したりと多芸で、雅糸竜は富国殿のように緻密。

外気10−14℃
温室11−19℃
鉢内12−23℃
ビニールハウス16時頃灌水。
温室はほとんど乾かなかったので灌水なし。

こちらは最近私のGコレクションに加わった三河錦の青です。

昨年の東京支部の展示会で出展されているのを見て欲しいな〜と思っていたところ某業者から縁あって入手することができました。
なかなかの粗れ地でこれから芸も進み、葉肉ももう少し増すと思うので楽しみです。
特徴の剣葉がもう2本くらい欲しいところ。
あとは峻嶺、聖雲殿、富国殿も加わりました。
全て美術木に仕上げて長野大会の参考品に出展しようと企んでいます。
新生殿や瑞泉の青も昔は当園にあったらしいのですが、今は探しても見当たらないので探し中です。

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