『鯱(しゃち)』
昭和30年に三河で生えた。
新潟県の重泉光夫氏が作っていたものを古田勲氏を通じて長野県の笠原右光氏に納まる。
総親から増えた最初の子に完全覆輪がかかった。
命名は笠原氏、古田氏兄弟、当園の先代。昭和41年に笠原氏が登録。
小型の代表種で、葉長はせいぜい4cm程度。
その小さな葉の中に『聖雲殿』を思わせるような柚子肌の地合い、葉先は鋭く尖り、葉の縁に力があり盛り上がる。
最近では殖え木に出会えることも少なくなったようである。
奥谷氏の本によると天光冠のような太い根をしているので、多肥には注意しなくてはならないとのこと。
私も一度は挑戦してみたい品種です。
外気7−11℃
温室9−16℃
鉢内10−19℃
曇りで表面はそんなに乾いていませんでしたが、サナは少し乾き気味だったので根の活動を考え夕方灌水しました。
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