『高千穂(たかちほ)』
『五大高嶺』に虎斑の現れたもの。
江戸時代には『高千穂』といえば覆輪だけのもので、明治時代半ばまで虎斑のあるものは『高千穂鼈甲(べっこう)』と呼ばれていたとされている。
つまり、いまは『高千穂』は『五大高嶺』が同じものという扱いになり、虎斑のものが『高千穂』になっているのである。
明治時代の銘鑑にはそれぞれが区別されて登載されている。
ちなみに文久元年に生えた『五大州』は『高千穂(五大高嶺)』の実生である。
『高千穂』のなかでも後冴えで特に上質のものを『米若残雪(よねわかざんせつ)』と呼んでいたのだが、登録に際して『高千穂』に統一された。
『太陽殿の虎』『児玉残雪』らと並び、大葉虎斑ものの代表格である。
外気9−15℃
温室10−16℃
鉢内11−20℃
灌水なし。
昨日は晴れて初夏を思わせるような気候でしたが、今日は一変して曇り、冷たい風が吹いていました。
毎日同じ管理という訳にはいきませんね。
話題は変わりますが、色々なものを浸けた水のpH値を測ってみました。
苔5.8 硬質赤玉6.7 アク水(原液)9.8 アク水(上澄み)8.6 日光砂7.1 肥料6.8
うちの水道水は7.2です。
超硬質鹿沼土である日光砂のpH値が7.1なのに驚きました。赤玉が6.7なら日光砂は6.5くらいだろうなと予想していたのですが。。。
コメント
コメントを投稿