『文鳥丸(ぶんちょうまる)』
慶応2年(1866年)に京都の三上社中が出した『萬年青』という刷り物にその名が見えるほどの古典品種である。 大葉系統に属しているが、薄葉おもとである。
一見してそれと分かる葉姿と大柄の切り斑虎(高隈斑?)が美しい。
なぜ高隈斑?かというと性質はほとんど同じようなものなのだが、『文鳥丸』の斑はその種を蒔いても遺伝しないので切り斑虎ということで区別している。
下の写真は文鳥丸に図の現れた『聖文鳥(ひじりぶんちょう)』と呼ばれる品種である。
数が少なく、保存していきたい。
さらに、第51回の全国大会に出展されたもので、虎斑を現した『文鳥丸の虎』というものもあるらしい。
現在もあるのかは不明だが、あったら是非とも入手したいところである。
外気2−15℃
温室5−17℃
鉢内5−20℃
灌水なし。
今日から本格的に当園の芋切りを始めたのですが、去年より多少数が少ないのでそんなに時間がかからずに済みそうです。
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