第二弾は地元周辺のお客様の出展品。苔化粧も見てもらえたらと思います。
湯本邦雄さん
『天錦(あまにしき)』『天鵬(てんほう)』
『天錦』中透けの縞甲で紺覆輪が回った総雅糸竜で雄大な葉姿は珍品中の珍品。人気投票でも上位だったらしい。
『天鵬』胡麻斑が鮮明な薄葉。千代田の松の胡麻斑バージョン?
三宮順次さん
『我眉山(がびさん)』
「V×BO10」地合い、芸ともに銘品『瑞泉』を彷彿とさせる。下葉を見ると別のものだと区別できる。
松井久さん
『帝王(ていおう)』『徳松実生(とくまつみしょう)』
『帝王』第4回の萬風展で富山の林さんの木が萬風賞を授賞した。力和のような芸に紺性の深さと覆輪(気)の白さ。
『徳松実生』松井さんが地元の趣味者の方と共有している実生。
山際幹男さん
『八女の舞(やめのまい)』
未登録だがこのようになるなかなかの獅子。
この他にも奥様とご一緒に『積雲』『美恵錦』『華宝』『錦麒麟』と決まり物中心に出展された。
牧福太郎さん
『福の光』
葉焼けもなくこれだけの曙斑を鮮明に出すのは至難の業。
矢沢哲さん
『聖川』
未登録の大型羅紗。広葉に雅糸竜で去年の作上がりが素晴らしい。
茂木二三夫さん
『玉楼(ぎょくろう)』
この他に『光陽』も出展された。
芸は若いが、腰も太く、葉幅も広く出来ている。一、二作で相当の美術品になると予想。
横川康夫さん
『和康(わこう)』
園主のブログでも書いてあったが、登録したときとは見違えるような姿になった。
小林幸喜さん
『春一番(はるいちばん)』『浅岳(せんがく)』
先生はネーミングにも強いこだわりを持っておられる。
『春一番』は細葉で巻きの良い獅子実生。
『浅岳』は立ち葉の熨斗二面で私は結構良いと思う。
百瀬治水さん
『白妙(しらたえ)』
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