『国宝錦(こくほうにしき)』
昭和10年に、愛知県大野町の橋本庄松氏の大宝実生として生えたとされている。
昭和18年に縞の木を2本、平野秀夫氏が買い出し、戦後に三光園主を通じて命名者である溝渕寿吉氏に納められた。
その後、登録責任者がいないまま昭和44年に追認という形で『天人冠』とともに銘鑑に掲載された。
丸止めで葉肉が厚く、深覆輪を現す。
熨斗葉、本剣、右の写真のように二面系によくみられる、はがしたくなるような二面甲竜を現し、雅糸竜へと進展する。
左の写真は至芸品で、詰まって目一杯できるとこの写真のように大銘品の風格を漂わせる姿になる。らしい。
外気△2−18℃
温室3−15℃
鉢内4−17℃
灌水なし。
大葉、一部の薄葉、美術品候補には肥料を乗せました。
昨日から萬風展に出品する、お客様からお預かりしている万年青の化粧を始めました。
こちらは首元と鉢の縁に一筋ずつ水苔を巻いた後、水苔を一本一本縦に並べて、最初に置いた水苔を包むように内側へ押し込みます。
こちらも首元に水苔を一筋巻いた後、水苔の芯から房を数本ずつ取り、丁寧に並べていきます。
そして、周りをカーボンマルチで彩ります。
どちらも見よう見まねの独学なので、他に正しいやり方があるのかもしれませんが、結構「オモト前」になりました。
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