『珠宝(しゅほう)』
昭和45年に愛知県の神谷忠氏が作出した『大宝』の実生。
『組合十四号実生』として、実生研究会が買い求め、早くから注目されてきた品種である。
命名登録は『旭翠』の小田井律樹氏。昭和64年に登録。
地合いは糊を引いた浮き地で、深覆輪をかける。
腰が低くどっしりとしていて、詰まった葉姿が魅力。
丸葉を主体とし、剣葉や三角型の葉先の鋭い葉が個性となって現れる。
葉の中程から折れ、深い熨斗葉、変化に富んだ二面甲竜から雅糸竜を現す。
中〜小型で葉繰りの良い素直な品種なので、万人受けするタイプの羅紗おもとである。
外気△3−3℃
温室3−10℃
鉢内4−11℃
灌水なし。
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