2月2日 石州

『石州(せきしゅう)』
『松籟』と共に「河原井実生」と呼ばれ、河原井武氏が培養し、命名、登録に至った品種。
昭和42年に千葉県で作出された、愛知県で作出されたなど詳しい来歴は不明である。
熨斗主体で立ち葉の『松籟』とは趣きが異なり、二面甲竜、熨斗葉から雅糸竜に変化し、幅広の丸止めの葉と鋭く尖った細葉を同時に現すのが特徴。

今回の「萬遊会」でも、この『石州』が新企画出版賞を授賞したようです。

外気△3−6℃
温室2−12℃
鉢内4−14℃
灌水なし。

久しぶりにブログのネタになりそうなものを発見しました。(ピンぼけ気味)
実生のようです。来歴は一切不明。
ラベルにはH18に芋底の傷みの治療をしたとだけ書いてありました。

年末に植え替えようと鉢から抜いてみたら、傷みは止まっているようで、下子が上がり覆輪が回っていたのです。

親木は凝ってしまっていますが、一応芸を現しています。
若い葉の竜が高いのが気になるが…
当才の姿を見ると中型くらいにはなりそうな気もします。
止め葉に二面竜を現しているので、今年の作が楽しみです。

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