10月30日 富士の図

『富士の図(ふじのず)』
一文字(古今輪)に図が現れたもの。
写真は山形性の木。
富士の図は戦前、三河のほうで「古今輪の図」と呼ばれ、珍重されていた。この時期には岡山県から広島県のほうでも別の系統のものが作られていたとされている。
その後「冨士の雪」が盛んだった新潟で人気を呼び、多くの富士の図が集まり、昭和30年に中野作太郎氏が新潟大会に出品した富士の図が多くの評判をよんだ。
この木を神奈川県の榎本敏一氏が求め、中野氏のところに残った多くの富士の図を三光園主が求めて全国に紹介し、全国に広まった。これがいわゆる中野性である。
中野性は図が雪白で濁りがないので別格に扱われている。

次いで人気のある武田性は図が全面に現れ、網目図が出るのが特徴だが、中野性ほど雪白ではなく、やや黄色みを帯びている。
他には橋口性、山形性、藤岡性、吉田性など様々な系統がある。

6月26日のブログに書いた「田哲性」は今年4枚の葉繰りをし、芋根ともに順調です♪

室内気温9−21℃
鉢内温度8−20℃
15時半頃灌水。

明日から二日間、両国のホテルで展示即売会をやっています。
是非足を運んでください。お待ちしております。

秋のおもとサロン

期日 10月31日(土) 10:00〜18:00 11月1日(日)9:00〜15:00
会場 ザ ホテルベルグランデ 
 3階会議室(エレベータ降りて左奥)  アクセスLinkIcon

【℡03-3631-8111】
【JR総武線両国駅西口から徒歩1分 都営大江戸線両国駅から7分】

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