10月26日 三光の松

『三光の松』。
昨日紹介した『千代田の松』と同じく松谷正太郎氏が昭和13年に『松谷千代田』から作出したもので、2才のときに三光園の榊原清一氏に贈られ、のちに千葉県の寺田純康氏が培養。
三光園の園号に因んで『三光の松』と命名、登録された。

千代田系の中でも特に斑の冴えが良く、雪白の千代田斑と紺覆輪とのコントラストが美しい。
中立ち葉で腰が高いので他の千代田系との見分けも付きやすい。
基本的な芸は甲竜だが、浮き竜と呼ばれる葉の途中から甲竜がでる芸や親木になると雅糸竜を現す。
しかし、三光の松は芸と言うよりもその斑の美しさに観賞価値がある。
成長期の午前中の日を十分に採り、葉の間隔を詰めて作った方が見栄えが良くなるそうです。

室内気温12−13℃
鉢内温度12−13℃
9時頃灌水。

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