「昭和の天光冠」と呼ばれる大銘品です。
今年の葉のような幅の効いた深覆輪の葉が揃い、総雅糸竜を現すと、より一層見応えのある素晴らしい姿になります。
昭和34年に愛知県の理髪店、生田肇氏が大判×大宝F1の交配で生やしたとされています。翌35年に命名登録者である小田井律氏が求め、育てたことから『小田井実生』と呼ばれていました。最晃閣が出た直後に、印象の似ている旭翠が現れたので、もの凄い人気だったらしいです。
この旭翠によって実親『大判(O)』は有名になりました。
大判は大宝のF1で、幅広で中立ち葉、後暗みの虎斑があるのが本物だといいます。
実親の実親として特に優秀で、岡山県の小野田氏作出の実親『丸子』『BO10』『TOC5』『TOG9』などに大判が使われており、『楼蘭』の実親『天賜』も大車F1×(大判×大宝)ということになっています。
最後に、これは都市伝説のようになっていますが、『大宝』は『大車』のF1だと言われています。大車は明治34年頃に岡山県の笹田という精米屋で生まれたとされていて、現在生まれてくるほとんどの羅紗は大車の子孫ということになります。
室内気温13−21℃
鉢内温度12−21℃
灌水なし。
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