昭和63年、東京の河原井武氏が命名登録した『松籟(しょうらい)』です。
『石州』と共に「河原井実生」と呼ばれていました。
芸足が早く3才くらいで本芸を現します。
若木のうちは熨斗葉を現し、だんだんと雅糸竜に葉芸が変化していきます。
私なりの用語解説
「熨斗葉(のしば)」と言うのは冠婚葬祭の贈答のラッピングに使う熨斗紙に印刷されている熨斗のように葉の縁が折れる芸のことを言います。
「雅糸竜(がしりゅう)」
まず、「甲竜」と呼ばれる芸があります。これは葉の真ん中に突起のようなものが現れる芸のことです。
この甲竜が二本になったものが「二面竜」といいます。
そして万年青が親木になるにつれてこの熨斗、甲竜、二面竜などが全面に広がっていって雅糸竜へと変化していくのです。
要は万年青が大人になるにつれ、体を鍛え、全面に筋肉やしわを寄せていくのが葉芸の変化です。そして、完成されたダンディで魅力的な姿の万年青が展示されるわけです。
室内気温
鉢内温度
7時頃灌水。
明日から二日間、神奈川の鶴見会館で神奈川県支部おもと作品展が、安曇野市の市民タイムス山光ホールで秋の中信おもと展が開催されます。
ぜひ足を運んでください。お待ちしております。
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