6月14日 玉姫など

『玉姫』

基本的に獅子系は巻きが命、出来上がりは葉姿が重視されると思います。
ですがこの品種は、葉幅をひかしていかに葉芸をのせるかのほうが大事だと考えます。
ここまでは葉姿が良く出来ていて私の思惑とずれているのですが、今年は今までで一番の葉幅を見せてくれそうな雰囲気です。
宙に吊るして風を良く通すことで良い葉芸が出てくれることを期待して水をかけています。

芋吹き
ようやく箱だしが始まりました。
しっかりと色付いてきたのでそろそろ鉢に本植えです。

交配はとりあえず終わりました。というか6月に入って2〜3日見ない間に交配が済んでいない花まで終わってしまっていました。
しっかりと今年の花粉を使って交配したものはこのように付いたのですが、昨年の花粉を使ったものは全然ダメでした。

こんな感じです。
花粉の保管状態が悪かったのでしょうか。
やはり新鮮な花粉を使い、花の合う♂木を使うのが一番ですね。

コメント

  1. 玉姫、葉幅ありますね。これが継続するとすごい木になりそうですね。以前、陽を採りすぎて葉幅は出たけど葉の巻きが今ひとつ、葉繰りも悪く失敗しました。陽を弱めると葉が外に広がらずにずるんとした葉が伸びて葉芸も楽しめずこれも失敗。丁度よいところを探していますが難しいです。

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    1. 万葉さん
      何気に難しい品種ですね。
      こうやって色々と紹介していますが、改めて見るとうちの棚で美術木を作るには折衷植えが合っているのかもしれません。

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  2. そうそう、玉姫、未だにあれこれ試してますよ。これも競ってみますか(笑)
    我が家の折衷植えは、今年、夏を無事に越せるかどうかにかかっていますが、どうも我が家の棚では基本に近い植え方で、鉢のサイズや採光や水や肥料などで調整したほうが合っていそうな感じがします。

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    1. 万葉さん
      もし玉姫の競作なら縞覆輪でやりたいです。
      色々やっていると本当に棚に合う管理法があることが分かりますね。

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