10月31日 富山大会 報告

富山大会に行ってきました。
協会会長賞は金森氏の『松籟』
若い葉がまだありますが、本芸を現して全体のまとまりもとれた力作でした。

『富国殿』『力和』
特別賞の上位入賞はこの3点。

その他からピックアップ。
『永楽』『天光冠』

「四薫」「非凡」
富山県ならではの実生も展示されていました。特に「四薫」は覆輪がきれいで本当に良い木です。私は青い木を作っていますが、地合い良し、葉芸良し、で銘品の中にあっても存在感があります。
『力和の縞』『蘇宝』

某Nさんの影響で意識するようになり、好きになった『蘇宝』も展示されていました。
艶消しで柔らかな地合いは見ているだけで癒され、棚に一鉢は置きたい品種。売り物が数少ないですが。

「(仮)大琳」

私一押しの縞甲実生。最近、縞甲は色々なタイプが登録されていますが、この旭峰と同じような襟組をした葉姿は特徴があります。覆輪も深くかかりそうで将来性を感じます。

これは懇親会のお笑い会に出た一角作の縄縁縁金太鼓鉢の未使用品。8.5号。

想定内の価格だったので声をあげて手に入れました。
縄縁が丁寧な作りで、柄のないところに逆に落ち着きがあり、足の模様がワンポイントで退屈さを感じさせない名作だと思います。
ただ、当園の作では植え込むものがないのが残念なところですね。

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