8月17日 瀬戸の舞

『瀬戸の舞(せとのまい)』

昭和45年に愛媛県の菰田万吉氏が作出。
同県の大野賀三郎氏が『瀬戸の舞』と命名して昭和60年に登録したもの。

獅子なのだが、葉肉が厚い和羅紗なので羅紗系に登録されている羅紗獅子である。
本種の特徴は、葉幅が広くゆったりとした丸巻きになり、一度見れば覚えられる程分かりやすい姿をしていることである。
無芸の葉も見せるが芸としては高い甲竜を一本かける。
覆輪だけのものが多いのだが縞覆輪もあり、縞の鮮明なものはあまり見かけることが少なく貴重で、出来上がった時には見応えがある。

外気25−33℃
温室25−36℃
鉢内25−35℃
温室、鉢内の最高温度は9時から9時半頃。日中は最高時よりも2℃程低いです。
17時半頃灌水。

『寿紺の松』

仮称のついた千代田実生で、数年前にまとめて仕入れてきたものらしいです。
葉肉の厚い和羅紗、斑が暗くこれだけでは魅力が少ないですが、次の写真のような柄の変化がたまにあります。

こうなればきれいなので見れます。
このように柄の変化したものだけ残して後は淘汰しようかと考えていたところ、セルフで蒔いた生えに愛嬌の良い羅紗が生えていました。

28粒蒔いて、千代田斑のあるものは一本もありませんがチラッと白い柄の見えるものが4本。アルビノが8本。羅紗が3本。
艶消しで地の良さそうなものが多く生えました。
柄のあるものがどのような柄を見せてくれるのか…使い方次第では面白い実親に化けてくれるかもしれません。


今日、スイカを冷やす為に10年ぶりに井戸を使おうという話になって、中の水を全てポンプを使って外に出しました。出しましたというより4時間経過した今も出しています。
井戸水の温度は15〜16℃。
水道水は25〜26℃でした。

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