7月12日 支部旅行

お棚見学が盛んな時期になりましたね。
長野県支部でも今月のはじめに旅行がありました。
地元支部会員の茂木さん、田中さん、そして東京支部の篠崎さんのお棚を拝見させていただきました。 
茂木さんはすでに長野県支部では断トツでトップクラスの作の技量をお持ちで、新品種から大衆品までそつなく美術木を作っておられます。
『和楽』
今年の葉が伸び切るかハラハラしますが、腰のしっかりとした至芸品です。 
『峻嶺』
この木はもう20年以上作っていると以前おっしゃっていたような記憶があります。
いよいよ完成間近でしょうか。
下葉まで葉芸を現しています。 
こちらの『天児』は群馬県の田中さん。
『富国殿』で支部展の協会長賞を受賞されたこともある名作者です。
凄い葉芸。
採光は抑えめのようでしたが、どうしても葉が焼けるねぇ、とのこと。
今年の萬風展では斎藤富さんの素晴らしい木が入賞していましたが、この田中さんの木も中々素晴らしい。
葉繰り、葉保ちが悪く、芯止まりしやすい本種をよくぞここまで作っておられます。

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