6月16日 芋吹き 色づけ〜本植え、松井実生

当方では先週から芋吹きの本植えが始まりました。
まずは箱出し、俵のまま仮植えをして色付けします。
この時に水を遣りすぎるとせっかく吹いてきた新芽が水を含みすぎて潰れてしまうことがあります。
俵の水分で足りますので、鉢底を湿らす程度にしましょう。 

本植え。秋までこの状態で管理します。
当園では芋回りに自家製の水苔を巻き、ポット鉢で管理します。
植込み材料は加賀軽石。
乾き具合を見ながら一鉢一鉢水遣りしていきます。 

芋吹きは万年青で最も繊細な管理が求められます。
水の遣り過ぎは芋抜けにつながり、また水が辛すぎても新根を止めてしまい、結局は苗木の傷みにつながってしまいます。
ロス無く良い吹きを作れるか否か。腕の見せ所です。 

故松井久さんが遺していった羅紗実生です。
今年4才で中々面白い葉芸を現わしてきました。
葉姿もずんぐりとしており、葉肉が増してくれば面白いと思います。 
二面雅糸を現わしています。

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