提籃会

先日行われた「提籃会」に今年も参加させていただきました。
各々自慢の逸品を提籃に入れて持ち寄り、自慢し合うという面白い会です。


今年も羅紗マニアの中でも濃い方達が集結。思い入れなどをプレゼンし、注目賞とプレゼン賞の審査が行われました。

一部だけですが、紹介させていただきます。
近藤さんの席飾り。『鑑真』と『吉法師』の2本と高田与三郎さんに所縁があるというコテ付きサジ。
今回参加出来なかった方々の品物も参考品として展示しました。

プレゼン賞は埼玉県の篠崎さん。「我々は宇宙から見る地球のような芸を持つ万年青を宇宙旅行よりずっと安く、しかも毎日観賞出来るんです。」という素晴らしいプレゼンでした。
注目賞は篠崎さんの実生「弥山(みせん)」。

これは関戸さんが理想とする「千代田羅紗獅子」を体現した鈴木定右衛門さんの作った焼き物。

佐藤悟さんの持参された「胡麻斑羅紗実生」。
作出は宮城県の久光さん。

止め葉の葉芸は押しつぶしたような雅糸竜で粗れた地合いと斑も少量ですが鮮明に現れていました。

コメント

  1. 寒い中お疲れ様でした。
    今年も数々の逸品が揃い踏み、特に「千代田羅紗獅子」は憧れですね!
    来年は参加したいと思います。

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    1. S.Hさん
      東京は長野と違い暖かかったです。
      こういった商売抜きにしたマニアックな会も面白いですね。
      「永久」と「威風」も展示させていただきました。

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